松茸のぬめりは腐っている証拠なの!?松茸が腐ったか見分ける方法は?

2019年9月2日

松茸のぬめり

 

秋の味覚松茸。

皆さんも松茸を1度はいただいたことや買ったことがあるのではないでしょうか。

 

松茸は高級食材なので、初めて食べるときにはどういう味がするのか、香りはどういうものなのかとてもワクワクしながら待ちますよね。

 

そして高級食材だからできれば大切に食べたい!と思うのではないでしょうか。

 

しながら実は、松茸は腐るのがとても早いのです。

そして松茸が腐っているかどうかの1つの見分けポイントとしてぬめりです。

松茸のぬめりは腐っているから出るのか、松茸が腐ったかを見分ける方法についてご紹介します。

 

松茸のぬめりは腐っている!?

 

松茸はとても腐るのが早いキノコです。

常温だとほんの1 、2日ほどで腐り出します。

 

冷蔵保存だと一週間以内には食べきらなければいけません。

うまく冷凍保存すれば3ヶ月ほど持ちます。

 

せっかくの松茸も大事に食べようと思って、常温でうっかり放置してしまうと、いつの間にか腐っていることがあります。

 

松茸が腐っているかどうか見極める1つのポイントとしてぬめりです。

松茸からぬめりが出ていたら少し気をつけましょう。

 

えのきやなめこのように、きのこには多少のぬめりがつきものです。

それは松茸も一緒で、松茸は90%が水分なので、ぬめりが出てしまうのは多少のことであれば仕方ないです。

 

しかしながら過剰にぬめりが出ていて、どろっと溶け出すような感じだったり、少し水で洗い流してもぬめりがどんどん出てくるようであれば、その松茸は残念ながら腐っています。

大丈夫だろう、もったいないからと松茸を食べてしまうと食中毒につながる危険性があるので、とても名残惜しいですが松茸を処分してしまいましょう。

 

また他にも、松茸が腐っているかどうか見極めるポイントとしては、明らかに変なにおいがする事です。

松茸独特の芳醇な香りとは違い、生ごみのように鼻につくような匂いであれば腐っている可能性があります。

 

わかりにくいようであれば松茸を繊維に沿って縦に切ってみてください。

断面が白くきれいな色をしていれば松茸は腐っていないので食べられます。

 

しかし少し茶色く変色していたり、ドロドロとぬめりが出て溶けているような状態であれば、松茸が腐っているので食べないようにしましょう。

 

そして松茸はカビも生えやすいです。

松茸に生えている白いカビは気中菌糸と呼ばれる菌なので食べても問題ありません。

 

しかし白いカビではなく、青色や緑色のカビは菌ではないので食べてはいけません。

カビは表面に見えますが、実は奥深くまで根を生やしている場合が多いです。

表面だけを削り取っても奥深くまでカビは浸透していますので、食べないようにしてください。

 

松茸の多少のぬめりはどうしたらいいの?

 

松茸のぬめりがドロドロとしていなくて、ほんの少しだけヌメヌメしていれば大丈夫とお話ししましたが、それでも松茸のぬめりは少し気になりますよね。

松茸のぬめりは水洗いではなくキッチンペーパーなど乾いた布で拭き取ってください。

 

松茸からぬめりが出るのは少し時間が経っている証拠です。

松茸のぬめりをなるべく抑えたいのであれば、松茸を購入したらすぐに食べるようにしてくださいね。

 

また食べ切れない場合は冷蔵保存や冷凍保存をお勧めします。

 

まとめ

 

今回は松茸のぬめりは腐っているから出るのか、松茸が腐ったかを見分ける方法についてご紹介しました。

松茸の多少のぬめりは腐ってはいませんが、過剰にヌメヌメしていたり、異臭がしたりした場合には松茸が腐っている可能性があるので、注意深く観察し、判断しましょう。

松茸は時間が経つにつれて風味も落ち、松茸は腐りやすいのでなるべく早めに松茸を食べましょう。