松茸の洗い方はこれ!とれたて松茸の下処理方法についてご紹介!

2019年9月4日

松茸を洗う

 

だんだん涼しくなり、いよいよ過ごしやすい秋がやってきます。

夏だと夏バテなどをして食欲が落ちますが、涼しくなってくると、秋にはおいしい味覚がたくさんなので食欲が戻ってきます。

食べることが楽しい季節になりますね。

 

その秋の味覚の一つとして松茸があります。

松茸は秋にしか旬を迎えず、さらには高級食材なので、いつも食べているわけではなく、下処理方法がわからないことが多いですよね。

 

今回は松茸は洗ったほうがいいのか、洗わないほうがいいのか、松茸の洗い方や処理方法についてご紹介します。

 

松茸は洗うべき?洗わないべき?

 

キノコを想像してもらうとわかりますが、えのきやしめじは料理をするときに洗いませんよね。

松茸も一緒で洗わないほうが無難です。

 

しかし松茸は土やほこりがたくさん付いているので、汚れを取る場合には水で濡らしたキッチンペーパーで拭き取ってあげましょう。

 

松茸をジャブジャブと洗うと、松茸の風味が落ちてしまいます。

ですので松茸はなるべく洗わないようにしましょう。

 

ただし例外があります。

松茸は実は冷蔵保存、冷凍保存ができます。

 

冷蔵保存はおよそ1週間程度、冷凍保存するとなんと約3ヶ月も長持ちするのです。

長期間保存するときには松茸は少し水で洗った方が良いです。

 

それは何故かと言うと、土やほこりに菌が付着しており、松茸に菌を付着させたまま長時間保存すると、菌が繁殖しやすくなるからです。

キッチンペーパーで拭き取るよりは水洗いをしたほうが、はるかに土やほこりが取れやすいです。

 

すぐに松茸を食べる場合であればキッチンペーパーで拭き取る程度で良いのですが、長期間保存を考えている場合であれば、水洗いすることがオススメです。

先ほどもお話ししたように、水洗いをすると松茸の風味が落ちてしまいます。

 

ですが長期間保存する場合は、風味が落ちてしまう事は仕方のないことです。

風味が落ちてしまうことを承知の上で水洗いをしましょう。

 

また最低限の水洗いをするために、水道を流しながら松茸をジャブジャブと洗うのではなく、ボールに少量の水を張り、優しく汚れをとる程度で充分でしょう。

水洗いをした後は必ず乾いたキッチンペーパーで拭き取りましょうね。

 

松茸の下処理方法とは?

 

松茸を調理する前には必ず下処理を行わなければいけません。

まず下処理方法の仕方ですが、初めに先ほどもご紹介したように、松茸には汚れが付着しているので、汚れを水で濡らしたキッチンペーパーで優しく拭き取ります。

その後、松茸には石づきがついているので石づきを取りましょう。

 

石づきは鉛筆削りをするように削り落としてください。

これで松茸の下処理方法は完了です。

 

後は松茸本来の風味を味わうために、焼き松茸にしたり、松茸の炊き込みご飯、松茸のお吸い物などがオススメですよ。

 

ただ冷凍保存をした松茸はドリップしてしまうので、焼き松茸には向いていません。

ですので松茸をそのまま味わいたい、すぐ食べたいと言う方は焼き松茸はいかがでしょうか。

醤油をほんの少したらし、松茸本来の風味と香りを存分に楽しむことができますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

 

まとめ

 

今回は松茸は洗ったほうがいいのか、洗わないほうがいいのか、松茸の洗い方や下処理方法についてご紹介しました。

松茸は用途によって洗わないほうが良かったり、逆に洗った方が良い場合があります。

 

また松茸には料理をするときに下処理しなければいけない工程がありますので、松茸をすぐに調理するのではなく、しっかりとした処理を行いましょう。

下処理をしっかり行わずに間違えてしまうと、せっかくの松茸が台無しになってしまいます。

しっかりと松茸の下処理方法を頭に入れて、松茸を楽しく調理してくださいね。