期限切れの薬は使用しても大丈夫なのか?徹底解説します!

期限切れの薬

 

薬はいざというときに役にたちますが、意外と使う機会が少なく、気がついたら薬の期限が切れていた!なんてことありませんか?

常備薬なら使い切る自信がありますが、熱を出したときや風邪などのたまにしか使わない薬は、普段風邪をあまり引かない人にとっては必要性が低いですよね。

今回は、期限切れの薬は飲んでも大丈夫なのかについて解説していきます。

 

期限切れの薬は飲んでも大丈夫?

 

期限切れの薬は飲んでも大丈夫なのでしょうか?

結論から言うと、もちろん「期限切れの薬は飲んではいけません」。

 

なぜかというと、薬の有効成分が期限を過ぎると薄まっているからです。

また、仮に期限切れの薬を飲んで、なんらかの深刻な副作用が出たとしても、国で定められている「医薬品副作用救済制度」が適用されないのです。

どんなに薬を正しく使っても、重症の副作用が出ることがあります。

 

また、深刻なものだとアナフィラキシーショックを引き起こします。

入院や治療をしなければいけないほど重症だと、国から補助がでるのですが、期限を過ぎた薬を飲んで副作用が出たとしても、不適切な使用をしたと判断され、国から補助が出なくなってしまうのです。

「期限が切れている薬だけど、もったいないから飲んでしまえ」と思いがちですが、危険なのでやめておきましょう。

薬や生ものと違い、見た目で劣化しているかの判断が難しいですが、期限が切れた薬は有効成分が薄まっているので、飲むのはやめておきましょうね。

 

目薬の期限にも気をつけていますか?

 

意外と気にしていない人が多い「目薬」。

きちんと期限を守って使用していますか?

 

目薬は期限内に使うことはもちろんですが、雑菌が繁殖しやすいので早めに使い切って、新しい目薬をどんどん使うことがおすすめです。

目安は開封してから1ヶ月以内に使い切ることです。

 

まつげなど目の周りには雑菌がついていて、目薬に雑菌がつき、目薬自体に雑菌が広がってしまいます。

雑菌だらけの目薬を点眼すると、結膜炎などの感染症を引き起こすことがあるので、くれぐれも気をつけましょう。

私の目薬も、よく見てみると目薬の液の中にゴミが浮いていることがあり、すぐに捨ててしまいました。

 

まとめ

 

今回は、期限切れの薬は飲んでも大丈夫なのかについて解説しました。

薬箱を最近見直していないなぁと感じているかたは、一度すべての薬を出して、期限を確認しましょう。

また、目薬についても、今一度確認してみましょう。