妊娠中ってお刺身を食べたらダメって本当?理由は?

2019年4月6日

妊娠中にお刺身を食べたらダメな理由

妊娠すると、避けた方が良い食べ物や飲み物が色々ありますよね。

アルコールはもちろん、カフェインなども避けた方がいいといわれています。

そして、お刺身も妊娠中には食べない方が良いって聞いたことが無いですか?

これって本当なんでしょうか?どうしてお刺身を食べたらだめなんでしょうか?

 

妊娠中にお刺身を食べたらダメって聞いたけど、理由って?

 

実は、妊娠中には絶対にお刺身を食べたらだめ!というわけではないんです。

魚自体は栄養もたっぷりあるので妊娠中に積極的に食べ方が良いといわれている食材です。

ただ、魚をお刺身で食べるときには鮮度や魚の種類に気を付けなければいけないんです。

 

食中毒の可能性がある

 

お刺身に使用されている魚には食中毒を起こす可能性のあるものがあるんです。

ノロウイルスやモノサイトゲネスやリステリアという細菌が生息していることがあるんです。

普段は大丈夫だったとしても、免疫力の低下している妊娠中には食中毒にかかってしまうリスクが高くなるんです。

 

そして、万が一食中毒になってしまった場合には妊娠中には服用できる薬が限られているので、回復にも時間がかかってしまうんです。

そして、リステリアが原因の食中毒は胎児への感染など赤ちゃんえの影響もあるといわれているんです。

 

水銀が含まれている可能性がある

 

キンメダイやマグロにはメチル水銀という有害物質が多く含まれているんです。

大人はこの水銀を摂取しても、徐々に体外に排出することができるので問題はありません。

ただ、妊娠中にはお腹の中の赤ちゃんにまで水瓶が運ばれてしまうんです。

そのため、発育に影響が出る可能性があるといわれているんですよ。

 

妊娠中に気を付けた方がいい食べ物って他にはなにがあるの?

 

一般的に知られているアルコールやカフェインは赤ちゃんの発育に影響を与えてしまう可能性があります。

アルコールは絶対に避けるものですが、カフェインは1日にコーヒー1~2杯程度なら大丈夫ですよ。

 

他にはヨウ素・ビタミンA・ヒ素の多く含まれている食べ物にも注意が必要です。

ヨウ素は海藻類に多く含まれており、ビタミンAはうなぎやレバーに多く含まれています。

 

そして、ヒ素は妊娠中でなくても食べすぎには注意が必要なものでひじきに多く含まれています。

ただ、これらの食品は全く食べてはだめというわけではなく食べすぎに注意すれば大丈夫ですよ。

 

まとめ

 

妊娠中に、全くお刺身を食べてはいけない!というわけではありません。

ただ、食べすぎには気を付けるようにしましょうね。

そして鮮度がよく水銀があまり含まれていない種類のものを選ぶようにしましょう!