国民年金と厚生年金の違いとは?違いをきちんと知ろう!

国民年金と厚生年金

 

日本国民であれば誰もが税金を払って生活しています。

日本の制度の1つには年金制度がありますが、国民年金と厚生年金の違いを知っていますか。

若い方であればまだ知らなくてもいいや、と感じていることもあるでしょう。

 

しかし、若いうちからでもしっかりと理解しておきましょう!

将来に大きく関わることなのでこれを機会にぜひ知ってみてはいかがでしょうか。

 

国民年金と厚生年金の違いをしっかり知ろう!

 

国民年金とは

 

国民年金は国が定めた年金制度のことです。

20歳以上60歳未満の全国民が加入しなければいけない年金制度です。

国民年金は基礎年金とも呼ばれています。

 

国民年金をきちんと払えば老後に年金としてお金が支給されます。

また、老後にお金が受け取れるだけではなく、障害者になると障害基礎年金や、死亡すると、遺族に対してお金が出る遺族基礎年金という制度もあります。

 

厚生年金に加入していない20歳以上の国民は、国民保険に加入する必要があります。

加入の仕方は、誕生日が近くなると日本年金機構から、国民年金被保険者関係届書が送られてきます。

その届の中の必要事項を記入して、市役所または区役所で手続きを行うと年金手帳を受け取ることができますよ。

 

ここで1つ疑問に思うことがありますね。

大学生は年金を払うのかという疑問です。

この学生は年金を払うのかという疑問についてですが、学生はまだ収入がないので、学生納付特例制度や、納付猶予制度を利用することができます。

私も20歳の頃はまだ学生だったので、こちらの制度を使って年金を払わなくても良い手続きを取りました。

 

厚生年金とは

 

厚生年金は国民保険と併用されている年金制度です。

国民年金との大きな違いは、年金の負担額の半分を雇用主、もう半分は加入者が負担するという点です。

 

国民年金はすべての金額を自分で払わなければいけません。

会社員の方はほとんどの方が厚生年金に入っていますよね。

会社が半分も金額を負担してくれるなんて、とてもありがたいことですよね。

 

以前私も会社員から退職して、一度フリーターになったことがありました。

フリーターになったときに、国から国民年金を納めてくださいという通知が来たのですが、その金額の多さにびっくりしました。

年金を払う事は義務とはいえ、生活費の大きな負担になりますよね。

しかも会社員の時には会社から天引きされていたので、あまり金額を気にした事はありませんでしたが、自分で払うとなるととてつもない大きな金額だなと感じていました。

 

まとめ

 

今回は国民年金と厚生年金の違いについて書きました。

違いについてご理解いただけたでしょうか。

国民の義務でもある年金を支払うこと、負担は大きいですが、将来のためにそして今の高齢者のためにしっかりと払いましょう。