あなたの腸は疲れていませんか?そんな方に必要な改善策とは
あなたの腸は、働きっぱなしだったかもしれません。そんな疲れた腸をそのままにしておくと…。
腸と言うのは、独立した神経系を持っていて、脳からの指令がなくても機能することができます。
このために、腸は、第2の脳と呼ばれています。
そして、この腸は脳と深く影響し合っていると言われて、脳でストレスを感じた時にお腹が痛くなるのも、この理由からなのです。
また、幸せホルモンと呼ばれる神経伝達物質セロトニンは、なんと90%以上が腸内で作られています。
腸内環境を整えれば、セロトニンの産生量もアップしてストレスや不安感が軽減され、気分も明るくなります。
よって、腸をいたわり、働きを回復させることは、身体だけでなく、心の健康を保つ上でも大切なのです。
ところで、あなたの腸の状態はどうなっていますか?
あなたの腸にこんな症状はありませんか?
- 食生活が乱れがち
- 野菜をあまり食べない
- 冬でも冷たい飲み物を好む
- 便秘や下痢がしやすい。
- おならが臭い
- ストレスを感じている
こんな方は、腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が悪化しています。
腸内には、体内の免疫細胞の60%以上が集まっていると言われています。
腸の働きが悪くなると、身体全体の免疫機能が低下して、体調を崩しやすくなります。
腸の疲れを感じたならばこんな対策を!
休んでケア
ストレスを遠ざけてゆっくりと休むことが大切です。
早めに就寝するよう、スマホやパソコンのスイッチを切って、好きな香りを楽しんだりとリラックスモードになるば効果的です。
善玉菌をとろう
腸内環境を良好に保つために必要なのが、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌です。
有害物質を作り出す悪玉菌の増殖を抑えて、腸内細菌のバランスを整え、負けない力を高めて病原体から身体を守る働きをサポートします。
チーズやヨーグルトなどの乳製品を意識して食べることが大切ですね。
食物繊維をとろう
穏やかな腸内環境の維持に役立つのが、食物繊維です。
この食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。
水溶性食物繊維は、粘性・吸着性があって、余分なコレステロールを体外に排出する働きがあります。
また、不溶性食物繊維は、水分を吸ってふくらむことから、便の硬さを増して、蠕動運動を活発化して便通を活発化すると言われています。
よって、この2種類の食物繊維をバランスよく摂取することが重要です。
疲れた腸には水分補給をしてあげてください!
腸内の働きが悪くなる原因のひとつに水分不足があります。
寒い時季は、温かい飲み物をとって、腸内の働きを活発にすることがおすすめです。
是非おすすめしたいのが、沸騰させたお湯を飲みやすい温度まで下げた白湯。
朝コップ1杯ほど飲むことで、眠っている間に失った水分を補い、腸を目覚めさせることが大切です。
まとめ
腸内がヘトヘトに疲れてしまうと、身体全体が弱ってしまいます。
そんな腸疲労をさせないためにも、規則正しい生活習慣が大切ですね。