ヘリコプターペアレントとは何?ならないための対策とは?
可愛い我が子にはついつい手をかけてしまいがちですよね。
しかし、最近言われている「ヘリコプターペアレント」という言葉を知っていますか?
ヘリコプターペアレントとは何でしょうか?
そしてヘリコプターペアレントにならないためにはどうしたらよいのでしょうか?
ヘリコプターペアレントとは?
ヘリコプターは同じところを旋回することができます。
ヘリコプターを親に例えると、親が子どもの頭の上を旋回する様子を表していて、子どもを常に見張っている状態です。
子どもに必要以上につきまとう、過保護、過干渉な親のことをヘリコプターペアレントと呼んでいるのです。
ヘリコプターペアレントにならないための対策
子どもに代わってなんでもしない
例えば、子どもが一生懸命スプーンやフォークを使って食べ物をとろうとしている。
そんなときに、つい親が手を差しのべてしまいがちです。
しかし、少し我慢して見守りましょう。
子どもががんばろうとしていることを最後まで見守らずに、途中で代わって親がしてあげていると、いつまでも子どもがやり遂げず、投げ出すようになってしまいます。
私もよく感じるのですが、親が代わりにしてあげたほうが早いんですよね。
子どもがやると、どうしても汚してしまったり、時間がかかったり。
忙しいときは仕方がないですが、できる限り子どもの様子を見守ってあげましょう。
子どもの夢を親が決めつける
子どもの将来の夢を勝手に親が決めつけたり、親が成し遂げられなかった夢を子どもに押し付けないようにしましょう。
子どもは親の分身ではなく、ひとりの人間です。
子どもがやりたくもない習い事をさせたり、なってほしい夢を言い続けたりすると、子どももストレスなので、やめておきましょうね。
子どものやりたいことをさせない
子どもが「やりたい!」と挑戦しようとしても、親が失敗したら嫌だと思いさせないのはいけません。
子どもはまだ経験が浅く、成功より失敗から多くのことを学びます。
失敗は成功のもとと言いますが、その通りですね。
子どもの挑戦を応援してあげて、失敗したらしっかりとフォローしてあげましょうね。
子どもを叱れない・しつけができない
最近の親で多いそうですが、子どものしつけができないのです。
子どもは良いこと悪いことの判別が難しいです。
間違った判別をして、人に迷惑をかけたら親がしっかりと叱り、しつけていかないと、子どもは善悪の判断ができなくなります。
しつけは学校で教えてくださいなんて言う親もいるらしいですが、学校は勉強を教わるところです。
しつけは家庭でしっかりと教えましょう。
まとめ
今回は、ヘリコプターペアレントについて書きました。
子どもはとても可愛いですが、いつかは親から自立して一人の社会人となります。
子どもが本当に可愛いなら親が手をかけるのはほどほどにして、子どもを一人の人間として接していきましょうね。