白米と無洗米の違いは何?どちらを使った方がいいの?

白米と無洗米の違い

 

お米には普通のもの、「白米」と、お米を洗わなくてもすぐに炊ける「無洗米」というものがありますよね。

あなたのご家庭ではどちらを使っていますか?

白米と無洗米の違いを理解して選んでいるでしょうか?

今回は、白米と無洗米の違いについて書いていきますね。

 

そもそも無洗米とは何?

 

お米は本来、玄米を精米して、ぬかを取り除くと「白米」になります。

玄米は茶色いですが、精米するときれいな白い色の白米になりますよね。

 

私の家ではお米を作っていたので、よく父親と一緒に精米機でお米を精米しに行きました。

精米機からあつあつの精米された白米が出てくるのを見て、美味しそうだなぁとよく眺めていたものです。

 

そして、白米を普通は洗ってから炊きます。

なぜ白米を洗うのかというと、精米してぬかを取り除いても、白米の表面には「肌ぬか」が残っているからです。

肌ぬかを洗い流さないで炊くと、炊き上がりのにおいがあまりよくなく、お米もパサパサしているので、白米はきちんと洗わなくてはいけません。

 

一方で、無洗米は普通の白米についている「肌ぬか」が最初から取り除かれているお米です。

ですので、炊くときにいちいち洗わなくてもすぐにセットして炊くことができるのですね。

 

白米と無洗米どちらを使うべき?

 

白米と無洗米のどちらを使うべきなのかは悩みますよね。

そこで、白米と無洗米の違いをまとめました。

 

白米と無洗米の違い

 

1、販売されている量の違い

 

実は、白米より無洗米のほうが、少し多めに入っています。

なぜなら、「肌ぬか」の分が無洗米には入っていないため、10キログラムの同じお米でも、洗うと実際は300グラムほど違いがでるのです。

 

2、値段の違い

 

白米と無洗米は、販売されている値段が違います。

大体100円くらい無洗米のほうが高いです。

 

3、ご飯を炊くときの水の量の違い

 

白米を炊くときに、通常であれば、炊飯器の線を見て水を入れますが、無洗米は白米より少し多めに水を入れます。

目安は、白米が1だとしたら、無洗米は1.3です。

気持ち多めに入れると考えておきましょう。

 

4、栄養素の違い

 

白米のほうが栄養素が多いイメージですが、実はお米を洗うときに栄養素が流れてしまいます。

ですので、無洗米と大差はないのですが、白米より無洗米のほうが洗い流さない分多く入っています。

 

上記のように、白米と無洗米には違いがあり、メリットとデメリットは人によって変わってきます。

白米と無洗米どちらを使うべきかは決まっていないので、好みで使いましょうね。

 

まとめ

 

今回は白米と無洗米の違いについて書きました。

私は、冬は水が冷たくて、お米を洗うのが億劫なので無洗米、夏はお米を洗うことに抵抗がないので白米、と使い分けています。

味にはほとんど変わりはないので、安心して白米と無洗米を使ってくださいね。