DHAの多彩な働きとは?目にいいんでしたっけ?

DHAの多彩な働き

今、注目されています!

魚に含まれる脂質の主成分で、

オメガ3系と呼ばれる脂肪酸の一種がDHAです。

DHAは、イワシやサバなど、背の高い魚の脂に多く

含まれているほか、マグロやカツオなどの目のまわりを

囲む脂肪に高濃度に含みます。

このDHAは、血中の中性脂肪の値を低下させたり、記憶力

のアップ、さらに、アレルギーの軽減など、すべての人に

役立つ成分であることがわかっきました。

 

DHAは、私たちの脳や目の網膜、母乳などに存在します。

しかし、体内では合成することできませんから、毎日の

食事から補う必要があるなのです。

DHAを含むオメガ3系の脂肪酸を1日あたり、成人男性で

2.0g、成人女性で1.6g以上摂取しなければならないようですが

近年は、食の欧米化によって摂取量は減少傾向にあるようです。

 

DHAにはどんな働きが

 

記憶力や集中力を高める

昔から魚を食べると頭が良くなると言われていますよね。

DHAには、脳の中に直接入ることができる、数少ない

栄養素のひとつです。

脳内では、ニューロンという神経細胞が

互いに伝達物質をやりとりしていますが、

DHAは、神経細胞を活性化させて、

情報提供者がスムーズとなり、

学習能力の向上になるわけです。

 

気分のイライラを軽減

ストレスによるイライラを軽減し、精神安定に働く作用が

あり、魚をよく食べると、うつ病のリスクが低下するよう

です。

 

目の健康維持に良い

DHAは、私たちの目の網膜の脂質に約50%ほど含まれて

いることから、目に入ってきた視覚情報を脳に伝達する

働きを助けて、クリアな視界をキープするのに役立つ

そうです。

 

認知症のリスク対策に

加齢とともに脳の細胞が衰えて、脳の働きが鈍りがちになると、

認知症につながることもあります。

そこで、DHAは、細胞への酸化ダメージを軽減し、認知症予防

に役立つわけです。

 

血圧の安定

血圧を正常に保つためには、柔らかくしなやかな血管をキープ

することが大切ですね。

DHAは、中性脂肪を減らすために血液がサラサラに。

血管をしなやかに保ち、スムーズな流れを

応援して適圧をキープします。

 

中性脂肪を減らす

血中に中性脂肪が増えすぎると、血液中がドロドロになって、

悪玉コレステロールが増えて、善玉コレステロールが減少して

しまいます。

そして、動脈硬化のリスクが高まり、脳梗塞や

心筋梗塞など、命に関わる病気を招くことも。

オメガ3系脂肪酸の中でもDHAには、血中の中性脂肪値を

下げる働きがあります。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

このDHAは、体内では合成できない、

食事から補う必要があります。

特に、血中の中性脂肪値を下げるにはDHA、

そしてその仲間のEPAが良いようですから

積極的に青魚を食べたいものですね。

お魚、ちょっと高いですけどね^ ^