夏至に食べる物って何があるの?地域によって違うの?

地域によって違う夏至に食べる物

夏至は、1年の中で一番昼間の時間が長く、夜の時間が短い日なんです。

この夏至を境にして、本格的な夏が始まるんです!

夏至の日にちは決まっているわけではなく、年によって日にちが変わります。

 

大体、6月21日前後なんですよ。

冬至には、かぼちゃを食べるというのが有名ですが夏至って何か決まっている物を食べる習慣ってあるんでしょうか?

そして、そもそも夏至っていったいどういう日なんでしょうか?

 

夏至って一体どういう日なの?田植えに関係があるって本当?

 

元々は田植えの時期が夏至だったんです。

最近では地域によって差がありますが、田植えは4月~5月頃に行われることが多いんですよね。

 

ただ、一昔前までは水の確保や稲の冷害や、稲刈りの時期が台風の時期に重ならないようにといった理由から6月後半ごろに田植えを行われることが多かったんです。

そして、その田植えが終わった後に食べ物を供えてその供えた食べ物を食べるという風習があったんですよ。

 

実は、この夏至に、ある決まったものを食べるものというのは今でも習慣として残っているんですよ。

 

ただ、冬至のように全国的に同じものを食べているというわけではなく、地域によって習慣的に食べられている物が違うんです。

 

夏至に食べる物って地位によって違うの?何を食べるの?

 

関西

関西では夏至の時期にはタコをたべる習慣があります。

たこは足が8本あり、稲がタコの足のようにしっかりと根を張るようにと祈願されていたといわれています。

 

関東

関東では、小麦を使って作られているやきもちを食べる習慣があります。

これは、お持ちのように粘り強くといった考えからこの小麦餅が食べられているといわれています。

そして、奈良県でもこの小麦餅を食べる習慣があるんですよ。

 

京都

京都も関西ですが、タコではなく水無月という和菓子を食べる習慣があります。

ただ、この水無月は夏至だからというわけではなく夏至に近い日の6月30日に食べる習慣があります。

 

福井

福井県の大野市では焼きサバを食べる習慣がありました。

田植えはとても重労働なので、この焼きサバを食べて体力を蓄えるという風習があったんです。

今でもこの時期にサバを食べるという習慣が残っているんですよ。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

夏至は地域によってこんなにも様々なものを食べる風習が残っているんですね。

夏至の時期には自分が住んでいる地域以外のものも食べてみるのもいいかもしれませんね!