3月の春分の日の由来は?どういう日なの?
3月に祝日がありますが、「春分の日」という日です。
やったー、祝日だー!と思ってしまいがちですが、一体どういう日なのでしょうか?
春分の日の由来や、やるべきことはあるのでしょうか?
春分の日とは?
一言で言うと、「自然をたたえ、将来のために努力する日」です。
そんな偉大な意味をなす日だったなんて、知りませんでした。
春分の日は、昼と夜の長さが同じになるという日でもありますが、長さが同じになることのほうが一般的に広く知られているでしょう。
昔の人々は自然に感謝して長い冬を乗り越え春を迎えられたことを祝福していました。
また、感謝の気持ちをご先祖様に伝えるために、お墓参りに行きます。
私は春分の日が近くなると、「そろそろお彼岸だから、お墓参りに行かなくちゃ。」という気持ちになります。
春分の日は「彼岸の中日」とも言われています。
ですので、春分の日の前後3日間の、合わせて1週間は「お彼岸」と言われているのですね。
春分の日の由来は?
もともと春分の日は「春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)」という天皇や皇后の霊をまつる儀式の日でした。
昭和23年に、国民の祝日に関する法律が制定されたときに、春分の日と改められて、祝日となったのです。
春分の日は昼と夜の長さが同じになるので、ご先祖様がいるあの世とこの世が一番近くなると言われているため、この時期にご先祖様をまつるのですね。
日本人はご先祖様をとても大切にしますよね。
私はなにか変わったことがあると、お墓に行き報告したくなります。
実際ご先祖様はいないのかもしれませんが、なぜかご先祖様に報告することで自分を見ていてくれているような気がしますね。
春分の日はなにをするの?
春分の日は、
- お墓参りをしてご先祖様を供養する
- ぼたもちを食べる
- 種まきをして豊作を願う
などのことをします。
ぼたもちを食べるのはなぜかというと、ぼたもちに使われる小豆の赤い色には、災難から身を守るという効果があるからです。
お彼岸が近づくと、スーパーでぼたもちを見かけますが、邪気を払うという理由からなんですね。
お墓参りをするときは、私もぼたもちを持って行って、ご先祖様にお供えします。
お供えしたものはあとで自分がいただいています。
まとめ
今回は、春分の日の由来やなにをするのかについて書きました。
祝日だー!と喜ぶのはもちろんいいですが、これから始まる春に向けての準備をしてもいいですね。
そして無事に春を迎えられたことをご先祖様に感謝して、自然のありがたみを感じるのもよいでしょう。