たけのこのアク抜きって必ず必要?身体に影響は?
春になるとスーパーなどに並ぶたけのこ、シャキシャキとした食感でとても美味しいですよね!
たけのこご飯や、天ぷら、煮物など色々な調理方法があります。
たけのこは、下処理が結構大変なんです。
あく抜きって絶対にやらないといけないことなんでしょうか?
アクって身体に何か影響があるんでしょうか?
たけのこのアク抜きをしないとどうなるの?アクは身体に毒なの?
たけのこは下処理がとても大変なので、下処理をしないで食べたい!
と考えることがあるかもしれませんが、たけのこのアクにはシュウ酸が多く含まれているんです。
このシュウ酸は尿路結石の原因なんですよ。
もしシュウ酸が体内に多くなってしまうと体外にうまく排出されなくなってしまい、尿の中で結石になってしまうんです。
そのため、アク抜きをしていないたけのこはできるだけ避けた方がいいですよ。
そして、たけのこをもし下処理をしないで食べようとしても、苦みやえぐみが強く食べれたものではありません。
ただ、掘り立てたけのこは元々アクが少ないので、アク抜きをしないで食べることができる場合もあるんです。
日光に当たっておらず、当日に取れたものだったらアク抜きをしないでもえぐみが少ないですが、スーパーなどで売られている物は時間が経っている物なので必ずアク抜きをするようにしてくださいね!
たけのこのアク抜きには何が必要?方法を教えて!
たけのこのアク抜きは難しいと思われがちですが、工程自体は難しいものは何もありません!
準備するもの
たけのこ 米ぬか1カップ
赤唐辛子1本 水 大きな鍋
- たけのこの先端を斜めに5cmほど切り落とす
- 深さ2cmほどの切込みを縦に入れる
- 鍋にたけのこを入れて、たけのこがしっかりかぶる量の水を入れる
- 米ぬかと赤唐辛子を入れて強火にかける
- 沸騰したら弱火にして、落し蓋をして1時間ほど茹でる(湯が蒸発して減ってくるので、たけのこの頭がはみ出してしまわないように途中で水を足す)
- たけのこの根元に竹串をさして、スッと抵抗なく刺さったら火を止める
- 鍋に入れたままの状態でしっかりと冷ます(1晩ほど放置する)
- 冷めたら流水で洗い皮を向いたら完了!
ゆで汁に入れたまま冷ますことでアクが抜けていきます。
冷ます時間が足りないとアクが残ってしまうので、1晩ほど置くようにするといいですよ。
米ぬかの他に小麦粉でもアク抜きをすることができます。
まとめ
旬のたけのこはとても美味しいですよね!
皮つきの新鮮なたけのこは、春にしか楽しむことができません。
ぜひ、しっかりとアク抜きをして美味しいたけのこを楽しんでくださいね!