いまさら恥ずかしくて聞きづらい!?お盆のお供え物の意味とは??
お盆のお供え物の意味は、故人に対しての「おもてなし」や「感謝」の意味があり、その気持ちをお供え物として、供えていきます。
供え物はさまざまですが、故人の好きだったものを供えたりするものなんですよ。
ここでは、具体的なお供え物やお盆のマナーを紹介します。
お盆のお供え物は亡くなった御先祖様に感謝の気持ちを込めて贈るもの
●『フルーツ』
あなたはお供え物の品について、深く考えたことはありますか?
先祖へのお供え物の定番としては、「フルーツ」が人気です。
その理由としては、供えた後に来ていただいた方に、振る舞うことができるという便利さがあるということもあるでしょう。
確かに何にしても利用できるものが人気が高いですよね。
また、歴史的な考えから、丸いもの、「円」そして、「縁」を連想させることから、えんぎものである、フルーツ系が良いです。
例えば、ぶどうやスイカ、なしなどがオススメですよ。
フルーツの注意点として、フルーツバスケットの場合の、フルーツの数です。
偶数にすれば、「割り切れてしまう」というような意味があり故人との縁が切れるということで、あまり良くないので、奇数にするといいですよ。
●『せんべい、クッキー』
こちらも、非常に人気のお供え物なんですよ。日持ちをしてくれるお菓子でお盆中は心配しなくていいですよ。
ただ、色は、白や緑などあまり派手でないものがいいですよ。
お祝いではないので、少し落ち着いた感じを出していきましょう。
また、相手が楽に食べられるように、小分けにされ、袋に入ったお菓子を選びましょう。
●『花』
花も人気定番のお供え物ですよね。
しかし、毒性のある花やバラのようなとげのある花、そして、匂いが強いものも避けておいた方が良いですよ。
お盆=菊というイメージがありますが、その他、リンドウやキンセンカ、アイリスなどの花も良いとされており、菊じゃないとNGということではありません。
供える本数も、偶数を避け、奇数が好ましいですね。
5、7本程度でまとめていくと、ちょうどよい感じになりますよ。
そして、花の色は、例えば、49日法要のあとは白のみにしたり、その後は、紫や黄色を加えていき、派手にならない程度に、バランスをとることが大事ですよ。
また、ペアで購入するようにしましょう。
(左右、バランスよく一本ずつ置くため)
●『素麺』
ビックリする方もいるかもしれませんが、素麺を供えるところもあるようで。
地域により、素麺のように幸せが細く長く続いてほしいという意味が込められています。
また、子先祖様がお戻りになる際に使う、荷物を縛る紐、また、戻るときに乗る精霊馬の手綱にも重ねているんですよ。
その他、まだ、由来がありますが、たくさんの意味があって面白いですよね。
●『線香、ろうそく』
線香やろうそくの香は、個人的に好きです。
あなたは好きですか?
匂いは非常に大事で、故人にとっては匂いによって、身を清めるという意味もあるほど、大事なんですよ。
上質な食べ物もそのような意味があります。
コーヒーの香りのものもあるようですよ。
故人の好みを見ながら、選んでもるといいですよ。
●『故人の好みのもの』
お供え物はあまり深く考える必要はありませんよ。
基本的な節度さえ、守っていただければ、故人が好きだった食べ物や飲み物でも問題ありません。
個人的には、逆に、好きなものを供えてあげたほうが、嬉しいと思いますよ。
ちなみに、地元の名産物でも問題ありませんよ。
これは絶対にダメ!お盆のお供えマナーとは
やはり、お盆の最低限のマナーがあります。
特に、食べ物を供えるときです。
食べ物は、食べられる状態で供えることは基本です。
要は、箱や袋から出しておくことですよ。
果物を添えるときは、しっかりと洗い、皮をむき、フォークやスプーンなども忘れずに、準備しておきましょう。
お菓子も箱や袋から取り出し、小袋の状態であれば、供えて問題ありませんよ。
素麺は、しっかりと茹でて調理した状態で、お皿に移して供えましょう。
おつゆ、お箸を忘れずに。
供えるときに、食べ物を箱や袋に入れた状態で供えるのは避けましょう。
まとめ
お盆は故人にとって、また、私たちにとっても大切な行事です。
最低限のマナーを学び、みなが納得できるような、お盆を過ごしていきましょう。