車が壊れた?!立体駐車場のキュルキュル音の謎を解き明かす!
世の中には知らなくても生きていける事、知っても得にならないどうでもいい事がたくさんあります。
今回は無駄な雑学だけど、何気なく気になる立体駐車場のキュルキュル音について、調べました。
きっとこれをご覧になってるあなたは、立体駐車場を利用すれば一度は疑問になったはずです。
実は音が鳴る事で大きなメリットも存在していてその隠されたメリットについても触れていきます。
そして同じく立体駐車場のスロープに丸いコンクリートが無数にありますが「丸い」理由も調べてみました。
今日から使える無駄知識をあなたに!
立体駐車場のキュルキュル音に迫る
立体駐車場と聞けば大型複合ショッピングセンターにはほぼ必ず存在しますが、立体駐車場のキュルキュル音には大きく分けて2つの要素があります。
音が反響する
その1つが、屋内の立体駐車場で音が反響することがキュルキュル音を高めています。
要するに体育館で運動靴を履いてスポーツをするとキュッキュッと音がして体育館の中で反響する原理と同じです。
床に使われる塗料
2つめは床に使われる塗料と構造による影響で音が出ます。
具体的に立体駐車場の構造は鉄製で出来た上にコンクリートを流し込む為にタイヤとの摩擦が生じて音を発生させます。
塗料を使う理由としては、コンクリートの層が薄い為、強度が不足するのでその保護と防水を行う為に使用されます。
また立体駐車場の屋上は雨風にさらされることが屋内より多く想定されるので、防水塗料と防水シートの施工を行います。
立体駐車場のキュルキュル音が注意喚起の役割を果たす!?
立体駐車場でキュルキュル音がなるのは構造と物理現象的に鳴っていますが、実はこの音が交通安全の注意喚起を促していました。
特に大型複合ショッピングセンターの立体駐車場では、大型と言えどスペースには限りがあり非常に狭く、歩行者や車同士の接触などの危険が大きいです。
それに加えて土日・祝日・大型連休になると、近年では映画館やアミューズメント施設が併設されていることから、家族連れなどが多く、駐車場の混雑時には駐車台数が増え子供が飛び出す危険が増加します。
このような危険からキュルキュル音は車が来てますよ〜と音で車の接近を知らせてくれているのです。
さらに立体駐車場は構造上90度のカーブが連続しますから車同士の出会い頭の衝突を防ぐ役目も担えています。
気づいている方もいると思いますが、もし知らない方や気づいていない方がいれば、安全運行の知識として是非使ってもらえばと思います。
立体駐車場で見かける丸いコンクリート
立体駐車場で見かける疑問として、もう一つあるものは、駐車場のスロープの登り降りのところにある丸いコンクリートです。
その役割は単純明解で丸いコンクリートを作ることにより、接地面の床とタイヤの間に空間(水の逃げ道が)出来ることで滑りどめの役割を果たします。
では何故水分を逃すと滑り留めの役割を果たすのでしょうか?
普通運転免許を取る際に勉強した方なら習った記憶があると思いますが、ハイドロプレーニング現象という現象に少し似てます。
ハイドロプレーニング現象は車が高速で走り路面にある水がタイヤを浮かせて滑ってコントロール出来なくなります。
もう少し詳しく言うと路面とタイヤの摩擦抵抗が減少し滑りやすくなります。
こうしたことから丸いコンクリートを作り水分を逃す必要があったのです。
丸いコンクリートではイメージしにくいかもしれないので、you tubeで丸いコンクリートが作られて行く面白い動画があるので合わせて見ていただけたらと思います。
まとめ
今後はどこまでも無駄な知識をお伝えしてきましたが(笑)、謎と理由がわかりスッキリしてもらえたのかなと自負しています。
その一方で、無駄に見えたことでもキュルキュル音が安全運転に繋がって無駄な知識ではなくなるという子供がありました。
よくタダより高い物はないという言葉がありますがら無駄知識も活用の仕方によっては価値があるものになると、私は考えてます。
暗いニュースもちらほら見かけてしまう世の中ですが、こうした記事を見て束の間のブレイクタイムにして頂ければ嬉しいです。
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