キャンプブームで利用者数が急増!?なぜこんなにも増えたの?
夏休みで国内旅行者も増えていますが、今空前のキャンプブームが到来しています。
2012年に720万人規模の利用者がいたオートキャンプ場は、現在では全国合わせると1300箇所あり利用者は850万に登ります。
ここ6年で連続増加し130万人以上もの利用者が増えています。
何故利用者は増えたのでしょうか?
今回はそんな謎のキャンプブームを追跡しました。
キャンプは家族だけではなく若い人も?
本当にすごいキャンプブームは、独身や仲間でするということもあり本当にキャンプが増えているのだと実感してしまいました。
確かにキャンプ利用者は850万人とかなり多く日本で老若男女問わず人気のようです。
家族の絆や仲間の絆が自然に感じれる
キャンプとは即ち、都会や街の風景から一変し自然を味わいながら、不便な生活をすることです。
そんな中で人は何かを感じながらキャンプを楽しんでいる。これを逆に考えると非常に面白いことであると思いました。
私達は本来、太古の時代から外で暮らし火を起こし、狩をし食べる。稲作を行う。
そして寝る。起きる。
昔は今よりもやることはシンプルでした。
しかし時代はハイテクな時代になり今では世界の何処へでも出かけ、話せます。
それから何万年も経っているのに、ローテクノロジーなキャンプを人は楽しもうとしています。
人がDNAとして本来もつ集団生活で暮らすという本能的な部分が現代にも残っていて、今でも、火をつけてお米を炊いたり、川や森の中で過ごすことに楽しさを見出せるのかも知れません。
だいぶ哲学的な話になりましたが、自然で家族や仲間と共に過ごし、ちょっと苦労して得る達成感が何よりのキャンプの醍醐味でもあると思います。
日本社会の景気も関係ある?
日本社会はニュースを見れば暗いことが増えましたし、景気も良いとは言えない。
何より節約志向なのであまりお金のかからないキャンプは重宝され打ってつけです。
景気が良かった時代の人気はハワイ旅行や海外に目を向けられました。
ですが、現在はお金のかからない国内旅行の人気志向が高いので、やはり、景気が関係していることも否定は出来ないです。
自然が癒す力とSNS効果も!?
現代では共働きも当たり前で、生活も多くの人が裕福という訳ではありません。
忙しい毎日から解放され、緑ある自然に触れたいという気持ちも大きいのではないかと思われます。
実際に滝のマイナスイオン効果や森の綺麗な緑などは特に人間の目によく、血流を安定させ自律神経を整える効果があると言われています。
疲れた現代人にはそうした自然の癒しがなによりも疲れを取るのかもしれません、
また、SNSの効果は絶大で1番影響力があると考えてまず間違いないです。
ツイッターで写真などを載せて拡散し、自分もキャンプに行きたいという心理になります。
また、Youtubeなども影響が大きいでしょう。
例えばYouTuberの「つりよかでしょう。」という有名な人達がいます。
そのグループが、1300万円のキャンピングカー購入という動画を上げていました。
約1年前のものですが、再生回数はなんと348万回再生をしています。
他にも有名ではなくても、80万回再生のキャンプ動画があったりと、宣伝効果は抜群で、キャンプブームに一役買っています。
また近年は軽キャンプと言って軽トラをキャンピングカーに改造する仕様が流行っていて、安価に買える事が1番の魅力です。
実際にキャンピングカーの販売数も伸びており中には大型トラックのキャンピングカーまで登場するなど、物凄い人気を得ています。
まとめ
最近のキャンプブームは本当に凄い勢いがあります。
こんな私も実はキャンプにはまりかけていて、実際にはYouTubeなどの影響力が大きかったです。
やはり自然に触れて、自炊したご飯が大した材料でもないのに本当においしく感じます。
そして早朝のコーヒーが凄くおいしくてまさにプライスレスな体験でした。
皆さんは今年はどんな休暇を予定されていますか?もしよければキャンプを検討してみてください。
ただし自然が相手なので、最新の注意を払い不足の事態などに備えて非常食や救急箱を用意したり、考えらるリスクもしっかり備えて楽しく自然を満喫しましょう。