子どもの弱視は気付きにくい?子どもからのサインを見逃さないようにしよう
近年増えている子どもの「弱視」。
子どもは視力が完成するのは6〜8歳です。
ですので弱視かどうかを判断することはとても難しいのです。
今回は、子どもの弱視について書いていきますね。
弱視とはどんな病気?
弱視とは「めがねやコンタクトをしていても視力が1.0に満たない状態」のことです。
50人に1人の子どもが弱視であることが分かっています。
小さい子がたまにめがねをかけているのを見かけますが、弱視である場合が多いです。
しかし、小学生に満たない子が弱視になっても、早期発見、早期治療ができれば小学校を卒業するころには治るのです。
子どもが弱視かどうか、7つのサインに要注意
- 目つきがおかしい
- テレビを見るときに近くに寄って行ったり、目を細めて見ている
- 目が定まらず揺れている
- 頭を傾けて物を見ていたり、横目で見ている
- 斜視のように見える
- 黒目の真ん中が白く見える
- 片方の目を手でさえぎると、とても嫌がる
上記のようなサインが出たら、注意深く観察しましょう。
3歳児検診では特に注意しよう
子どもが視力検査を理解できるようになるのは、3歳児検診のころなので、3歳児検診では気をつけて見ましょう。
実際に、3歳児検診で子どもの弱視を見逃してしまう場合が多いのです。
理由は視力検査がきちんと出来ていないこと、子ども自身に自覚がない、「要精密検査」になっても眼科を受診しないことなどが理由です。
特に、「要精密検査」になっても行かないというのは親に責任があります。
理由は「仕事で忙しくて行けなかった」、「見え方に問題なさそうだったから」というものです。
親の都合や勝手な判断で子どもが弱視になっていることを見逃してしまうのは、子どもにとってもかわいそうなことです。
弱視は早期発見、早期治療で回復の仕方が違ってきます。
早ければ早いほどいいのです。
ですので、仕事が忙しかったり、問題なさそうにしていても、子どものためにきちんと眼科を受診しましょう。
まとめ
今回は子どもの弱視について書きました。
弱視は早期発見、早期治療が大切で、子どもからのサインを逃さないことが大切です。
また、視力検査で「要精密検査」と判断されても、そのままにせずきちんと眼科を受診しましょう。
子どもが小さいうちは、子どもの健康は親が守らなければいけません。
親としてしっかりと子どもを見てあげましょうね。