液体ミルクが解禁!使い方やデメリットは?アレルギーは大丈夫?

液体ミルクの使い方やデメリット

2019年3月11日から江崎グリコから液体ミルクが販売されました。

手軽に飲ませられる液体ミルクは外国では扱われていましたが、日本では販売されていませんでした。

赤ちゃんがいる家庭でとても役立ちそうなのになぜかなかった液体ミルク。

液体ミルクとは、どんなものなのでしょうか?

 

液体ミルクって?なぜ今まで使えなかったの?

 

液体ミルクは、粉ミルクのように熱湯はいらないし混ぜる手間もない手軽に授乳できるミルクです。

栄養成分は粉ミルクと変わりません。

水で薄めたりする必要もなく、そのまま使えます。

 

そんな便利なものがなぜ今まで使えなかったのかというと、単純にいえば液体ミルクの規格が日本にはなかったからのようです。

規格がなければ安全かどうかを確認することはできません。

適当なものを国内に流通させられない、また規格を決める手間がかかるので避けていたのだと思います。

 

今回、様々なところからの要望に応えて厚生労働省と消費者庁が衛生基準やあかちゃんの発育などにてきした「特別用途食品」の表示基準を定ました。

それにあわせてメーカーで商品開発を進めたのです。

 

どうやって使ったらいいの?

  

液体ミルクは1回分のミルクがパックになって売られています。

哺乳瓶は粉ミルクを作るときと同じように清潔なものを用意します。

赤ちゃんミルクを哺乳瓶に移して常温のまますぐに飲むことができます。

 

液体ミルクはパックに詰めるときに殺菌されているので、一度熱湯で溶かしてから冷ます手間はいりません。

夜中にミルクを上げなければいけなかったりと急いでいるときにも、とても手軽で手早く赤ちゃんに飲ませることができて便利になりましたね。

また、災害時や外出時に使うときにも水を必要としないのでとても助かると思います。

 

赤ちゃんのために気を付けたいこと

 

今回の液体ミルクの発売に合わせて消費者庁が液体ミルクの使い方についてホームページで使用上の注意をまとめました。

まず、買うときに「特別用途食品」のマークを確認してください。

それがあるものは、国で作った基準をクリアした液体ミルクです。

 

飲ませるときには飲み残しは捨てください。

あかちゃんによっては量が多くて飲み残してしまうかもしれませんが、無理やり飲ませる必要はないですよ。

一度パックから出すと痛みやすいですから、安全のためにも残したものはあきらめちゃいましょう。

 

ちょっともったいないですけど……。

常温で飲ませても大丈夫ですが、気になるようなら電子レンジが湯煎で温めるといいですね。

あまり熱くするとやけどしてしまうので気をつけてください。

アレルギーに関しては成分表などを見てしっかり確認してくださいね。

 

まとめ

 

とても便利な液体ミルク、まだ毎日使うというには値段が高いかもしれませんが、パパとのお出かけや災害時の備えに用意しておくといいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。