家庭での塩離れが進んでいる?日本人は塩分を摂取しすぎている?

 

日本人にとって塩分は切っても切り離せない存在です。

 

日本人が大好きな調味料は塩分が多いことで有名ですよね。

例えば醤油や味噌、だしなどは日本特有の味です。

海外旅行をしていてもやはり日本食が食べたくなるのは、生粋の日本人だからでしょうか。

 

しかしながら最近家庭での塩離れが進んでいるのです。

家庭での塩離れについて考えていきましょう。

 

なぜ家庭での塩離れが進んでいる?

 

家庭用に販売されている塩が年々減少しているそうです。

 

家庭での塩離れが進んでいる理由としては、生活スタイルが変わったことや、減塩しようという志向が高まっていること、家庭で自炊する機会がなくなってきていることが主な原因です。

 

かつては今よりも食品を長く保たせることが難しかったですよね。

現代では家庭には必ず冷蔵庫が置かれています。

食材を冷やしたり冷凍したりすることができるので食品を長く保存することができます。

 

しかしながら昔は冷蔵庫なんて当然ありません。

よって代わりに使われてきたのが塩です。

塩を使って漬物にしたり、塩で食品を殺菌したりもしていたのです。

 

今では塩を使わなくても食品を長持ちさせることができるので、自然と塩を使う機会は少なくなってきました。

また最近では減塩志向が高まっており、スーパーでも減塩のものが売られています。

 

こういったことが原因で、家庭での塩離れが進んでいる事は頷けますよね。

 

日本人は塩分を摂取しすぎている?

 

日本食には味噌や醤油など塩分濃度が高いものが使われているのですが、実は日本人は塩分を多量に摂取しがちです。

 

例えば日本人の朝ごはんの定番である味噌汁、鮭の塩焼き。

さらに漬物をいただくだけで、1日の塩分摂取量のほとんどを摂取してしまいます。

塩分の多量摂取は言うまでもなく体に良くありません。

 

また塩分は濃い味付けに慣れてしまうと、さらに濃い塩分が欲しくなり、どんどん味覚が鈍くなってしまいます。

私も子供が生まれる前は気にしていなかったのですが、子供が生まれてから子供の塩分摂取を気にするようになって、毎日作っている味噌汁の味噌の量を計るようにしました。

毎日計っていると、その日によって味噌の量がバラバラで、でも食べているときには気づかなかったのです。

 

もし減塩したいと考えている方がいらっしゃったら、毎日食べている塩分を測ってみるといいかもしれませんね。

 

まとめ

 

今回は家庭での塩離れについて考えていきました。

昔に比べて家庭で使用を使う機会が少なくなったので、家庭での塩離れは仕方のないことですね。

また日本人は塩分を多量に摂取しがちなので、一度使っている塩分の量を計ってみることをおすすめします。