スマホで体のトラブル発生!症状を緩和するための対処は?
今や多くの方が使用しているスマートフォンは、通話はもちろん、日常生活に便利なアプリがそろっていて、さまざまなコンテンツを楽しむことができますね。
その一方で、1日の平均使用時間は3時間とも言われています。
そこで、長時間の使用による健康トラブルが心配されます。
その代表が疲れ目やドライアイ、首や肩こりです。
悪化すると、頭痛やめまいなどの症状を引き起こすこともあります。
こうした体調トラブルを遠ざけるには、まず、使いすぎに気をつけること。
たとえば、22:00以降は使用しないなど、自分なりにルールを設けるのもいいですね。
しかし、なかなか寝つけない…
すると寝る直前までスマホでゲームをしたり、動画を見ていると、自律神経のうち、身体を活動モードと導く交換神経が刺激されます。
すると、脳が興奮状態となって寝付きが悪くなってしまいます。
また、スマホが発する光は、睡眠に関するホルモンのメラトニンの分泌を抑えてしまいます。
それでますます寝つけなくなる悪循環になってしまうわけですね。
そればかりではありません
スマホを長時間片手で使用すると、支えている手首や操作する親指を酷使するので炎症につながりやすいと言われています。
これは、筋肉と骨をつなぐ腱を束ねる腱鞘に炎症が起きてしまう腱鞘炎です。
こんな場合には、スマホを両手で持って操作したり時々休憩が必要になります。
こまめに休むことが必要
皆さんの中には、休日には、朝から夜寝るまで、一日中スマホとにらめっこしている方は、いませんか?
疲れ目のいちばんの原因は、目の酷使なんです。
目は、見る対象物との距離に応じて水晶体の厚みを変えて、ピントを合わせています。
この調節をしているのが毛様体筋という目の筋肉です。
長時間、スマホの画面を見続けていると、水晶体を膨らませて厚くするために毛様体筋に力が入った状態になります。
すると、ピント調節がうまくいかなくなって、見づらくなったり、目がチカチカしたり、目が痛い、重いといった疲れ目の症状が現れてきます。
酷使がずっと続くと、睡眠をとっても目の不快感が解消されないなど、眼精疲労へと進行してしまいます。
スマホによる体のトラブルの対処法とは?
もちろん、あまり使いすぎないことがよいのですが、仕事で、どうしても長時間パソコンに向かわなければという方は、1時間に2~3分の休憩を入れて、目の筋肉をゆるめます。
特に、遠くを見ると毛様体筋の緊張がゆるんで効果的です。
また、眼球を上下左右に動かしり、目を閉じたり開いたりと、目の周りの筋肉をほぐすことが大切です。
まとめ
いかがでしょうか?
スマホのトラブルには、自分なりのルールを設けたり、スマホを見る姿勢に気をつけたり筋肉の緊張をゆるめたりと、ケアの方法を知ることが大切です。
せっかくの便利なスマホなのですから、健康で便利に使いたいですよね!