手にも環境にもお財布にも優しい石鹸の作り方!廃油で作れます!

手にも環境にもお財布にも優しい石鹸の作り方

普段手を洗うときなどに石けんをよく使いますよね。

小さなお子さんがいらっしゃる方は特に、直接肌に触れる物ですから成分に気を遣って選んでいるという場合も多いかと思います。

 

しかし、やはり肌に優しい物、無添加などを選ぶとなるとお値段も気になってしまいますよね。

手作りできるのが一番いいのですが、どうやって作ったら良いのかわからないという方も多いかと思います。

そこで今回は、石けん選びに悩んでいるという方のために、肌にもお財布にも、また環境にも優しい石けんを作る方法をご紹介します。

 

石鹸の作り方といえばあの「苛性ソーダ」…実はもっと安全な素があった!

 

自分のオリジナル手作り石鹸を、普段の生活で使えたら気分が上がりますしなにより安全安心ですよね。

しかし、自分で作るのは材料を揃えたり時間がかかったりするのではないかと、不安になってしまう方も少なくないでしょう。

時間がなくても作れる、簡単かつお手軽な石鹸レシピをご紹介します。

 

石鹸を作る上で一番基本的な作り方は、苛性ソーダを使ったものです。

これは、苛性ソーダとオイルを混ぜ合わせ、乾燥させて作るという方法です。

 

しかし、苛性ソーダは一般的に強アルカリ性の劇物です。

取り扱いには十分な注意が必要でしょう。

 

苛性ソーダを使用する際には、小さなお子さんと作業するのは難しいでしょう。

安全性を考慮すると、石鹸素地というものを使うのもよいでしょう。

 

石けん素地とは石鹸が粉状になったもので、この石鹸素地にお湯などを加えてこねると石鹸ができます。

コレを使うと、型どりをしないで手で成形することもできますし、道具がなくてもすぐに作れるのでおすすめです。

しかし、1ヶ月程乾燥期間が必要なので注意しましょう。

 

また、揚げ物に使った後の古い食用油を使って石鹸を手作りすることが出来ます。

料理に使った食用油をどうやって処理するか、ということに悩んでいるかたは多いですよね。

 

わたしも普段揚げ物をよく作るのですが、そのあとの油の処理が面倒だと感じることがよくあります。

廃油処理剤があれば一番いいのですが、切らしてしまうとわざわざ買いに行くのも面倒ですよね。

環境のことを考えれば、油をシンクにそのまま流してしまうわけにもいきません。

廃油石鹸は、処理に困った食用油をリサイクルして石鹸にすることができます。

調理後の油の処理の手間や費用がかからないのでよいですね。

廃油を使って作るので合成洗剤を含まないお肌に優しい石けんになります。

 

油汚れなどを落とすのに便利とされている廃油石鹸は、キッチンで台所洗剤として使うことができます。

食器をはじめとして、ガステーブルの掃除にも便利です。

通常の洗剤では肌荒れしてしまうという人も、廃油石鹸であれば肌荒れを防ぐことができます。

 

石鹸の作り方自体は子供でも作れるほど簡単ですがしっかり見守ってあげて

 

廃油でも安全かつ手軽に作ることの出来る石けんですが、お子さんと作るときには注意が必要です。

子どもの肌や顔は大人よりもはるかにデリケートです。

作っている途中に顔に付けたり体につけたりすると、肌荒れを起こしてしまう可能性があります。

食器洗いや洗濯に素手で使っても手荒れはなかなかしないので、そこまで気にすることはないかと思いますが、肌が弱い方、特に子どもは念には念をということで、ゴム手袋を着用したほうが安心です。

こぼしてしまったりする可能性もあるので、作っているときはしっかりと見てあげてくださいね。

 

まとめ

 

今回は、肌にも環境にも優しい石けんの作り方についてご紹介しました。

子どもと一緒に手作り、というのも大変良い経験になるかと思いますのでおすすめですが、目を離さないようにしてください。